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第25章 3人プレイ

「ゲームって…そんなのわかるわけないじゃないですか……」

【順番なんて意味なんてない…どっちにしたって今日も一日中抱かれるのだから……】

花怜は何が楽しいのか理解できるはずもなかった。

「だからいいんですよ…俺もできれば奥さんをもっと独占したいですからね…この方法なら俺もお義父さんも恨みっこなしってことで同意したんですよ…」

「花怜だってほんとはこっちが欲しいと思っても…口には出し辛いだろ…花怜にとってもわからないって方が棘を立てずに済むんじゃないのかい…」

やはり義父は黒木に対して自尊心を満たしたいだけなのだ。
黒木はなんでそんなに楽しそうにしてるのか意味が解らない。

「私達の相手をしてくれるんだろ…ほら、早く…」

義父に急かされるように花怜はアイマスクをしていく。
隣に座っていた黒木の立ち上がる気配がした。
静かな間が空く…。
なんだかドキドキしてくる。

不意に唇に熱いものが触れた。

【もう…始まったの？…どっちなの……】

ゆっくりと唇をなぞられていく。
鈴口から溢れる体液に濡らされていく。
それを舌で確かめる。
生臭い男の味がした。

【わかんない…こんなのどっちがどっちなんてわかんないよ……】

「先ずは私のからだ…いつもの味だとわかるよな…。それから手を使うのは無しだぞ…口だけで確かめるんだ…」

頭の上から義父の声がした。

【お義父さんのなの？……】

「お義父さん…教えたら駄目じゃないですか…」

黒木の声も同じところから聞こえてきた。
すごく楽しそうな声に思える。

【惑わそうとしてるの？…だったらこれは黒木さんの？…】

押しつけられると唇を開いた。
ゆっくりと入ってくる。
花怜は頭の中で義父と黒木の肉棒を思い出していく。
どちらも禍々しいほどに太く…太い血管を浮き立たせていた。
長さは義父の方が長かった。
反り返りは黒木の方が大きかったように思う。

「…っん……っん……はぁっ……んっ…ちゅっ……」

思い浮かべながら、差し出された亀頭に舌を這わせ…口づけをして…また咥え込んでみる。

「手を使わなきゃ何をしてもいいんだぞ…そんな先っぽばかりじゃ解らんだろ…」

「お義父さんの方が長いんだから奥まで咥えたらバレるじゃないですか…。奥さん…舐めてもいいけど奥まで咥え込むのは我慢してください…欲しいんでしょうけどね…」