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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第27章 もう一人の義娘
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夏のあの日…電車の中で見かけた姉の姿。
あれからずっと姉のことが頭から離れなかった。
一緒にいたのは義理の父親…そして見たことのない姉の表情。
【あの二人は特別な関係なんだ…】
涼華の中で妄想が止まらなかった。
高校生の時、姉の花怜との間に深い溝ができた。
姉だけじゃない家族の中で涼華は完全に孤立した。
現役女子高生が身体を売り、それが公となったのだから仕方がないのだが、涼華は花怜のことを一際恨んだ。
本当に汚らわしい者を見る姉のあの視線が忘れられなかった。
高校も途中で寄宿舎付きの学校に転校した。
家族と再会したのは大学生の頃の姉の結婚式の時だった。
それからも顔を会わせるどころか声も聞いていない。
涼華は性に対して奔放な性格をしていた。
まるでスポーツのようにセックスをすることができた。
でもなかなか満足させてくれる相手には巡り会えない。
高校の時、一度だけ身体を買ってくれた客のことが今も忘れられないでいた。
止まらない妄想はいつしか義理の父の卓司を探していた男に重ねていった。
涼華を蔑んだ花怜に思い知らせてやれるとしたら…。
【お姉ちゃんも結局…私と変わらないんだよ…】
それを姉に認めさせてやりたかった。
【いいこと思いついた…なんだ…これ一石二鳥じゃん……】
寄り付こうとしなかった実家にも足を運んだ。
姉が今、旦那の実家に住んでいることも母親が教えてくれた。
思った通り年賀状のやり取りはしていたので、あっちの実家の住所もわかった。
涼華は偶然を装い姉を訪ねることを思いついた。
世間体を気にする姉のことだ、むげに追い返すことなんてできないだろう。
そこで姉と義父の決定的証拠でも見つけられたらと企んだ。
それから徐々に姉を追い込んでいけるかもしれない。
姉から義父を寝とるのもおもしろいだろう。
真面目な姉より、義父もきっと私のことを気に入ってくれる。
そんなことを思いながら計画を練った。
ちょうど、週末前に義理親の住む近隣への出張があった。
少し足を伸ばせばいいだけの事だった。
同行する上司には適当に言って現地で別れれば済む。
そして計画通り、出張先での仕事が終わると上司に説明して駅で別れることにした。
上司とは反対方向のホームから新幹線に乗り込んでいく。
交差する新幹線…姉妹はすれ違ったことになど気づくはずもなかった。
あれからずっと姉のことが頭から離れなかった。
一緒にいたのは義理の父親…そして見たことのない姉の表情。
【あの二人は特別な関係なんだ…】
涼華の中で妄想が止まらなかった。
高校生の時、姉の花怜との間に深い溝ができた。
姉だけじゃない家族の中で涼華は完全に孤立した。
現役女子高生が身体を売り、それが公となったのだから仕方がないのだが、涼華は花怜のことを一際恨んだ。
本当に汚らわしい者を見る姉のあの視線が忘れられなかった。
高校も途中で寄宿舎付きの学校に転校した。
家族と再会したのは大学生の頃の姉の結婚式の時だった。
それからも顔を会わせるどころか声も聞いていない。
涼華は性に対して奔放な性格をしていた。
まるでスポーツのようにセックスをすることができた。
でもなかなか満足させてくれる相手には巡り会えない。
高校の時、一度だけ身体を買ってくれた客のことが今も忘れられないでいた。
止まらない妄想はいつしか義理の父の卓司を探していた男に重ねていった。
涼華を蔑んだ花怜に思い知らせてやれるとしたら…。
【お姉ちゃんも結局…私と変わらないんだよ…】
それを姉に認めさせてやりたかった。
【いいこと思いついた…なんだ…これ一石二鳥じゃん……】
寄り付こうとしなかった実家にも足を運んだ。
姉が今、旦那の実家に住んでいることも母親が教えてくれた。
思った通り年賀状のやり取りはしていたので、あっちの実家の住所もわかった。
涼華は偶然を装い姉を訪ねることを思いついた。
世間体を気にする姉のことだ、むげに追い返すことなんてできないだろう。
そこで姉と義父の決定的証拠でも見つけられたらと企んだ。
それから徐々に姉を追い込んでいけるかもしれない。
姉から義父を寝とるのもおもしろいだろう。
真面目な姉より、義父もきっと私のことを気に入ってくれる。
そんなことを思いながら計画を練った。
ちょうど、週末前に義理親の住む近隣への出張があった。
少し足を伸ばせばいいだけの事だった。
同行する上司には適当に言って現地で別れれば済む。
そして計画通り、出張先での仕事が終わると上司に説明して駅で別れることにした。
上司とは反対方向のホームから新幹線に乗り込んでいく。
交差する新幹線…姉妹はすれ違ったことになど気づくはずもなかった。
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