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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第27章 もう一人の義娘
涼華は丁寧に身体を洗っていった。
義父から向けられる視線は何かを怪しんでいる。
でも絡みつくような視線にゾクゾクしていた。
身体は少し興奮している。

【覗きにきたりしないのかな……】

ちょっと期待してみたけど脱衣室に気配はなかった。
浴室も湯船も大きかった。
ゆっくりとお湯に浸かっていく。
今日はどこまで距離を縮めれるだろうか。
警戒してるみたいだから向こうから手は出してこないかもしれない。
そもそも義母がいるのだ、普段姉とはどうしてるんだろう。

【やっぱり二人きりになる時にしてるのかな……】

そうなると今夜は絶望的かとがっかりしてしまう。
そう思えば思うほどに妄想の中の義父に犯されたいと願ってしまう。
現実の義父はどんなだろうとお湯の中で指を滑らせていった。

【いけない…逆上せちゃう……】

指を挿れるのを思い止まり立ち上がった。
お湯を弾くほどの瑞々しい肌を拭いていく。
脱衣室を出るといい香りがしていた。

「お先にいただきました…」

「ゆっくりできた?…」

「はい…お風呂も大きくてびっくりしました……」

義母は私の格好に少し驚いた表情をした。

「すみません…ホテルに泊まるつもりだったのでラフなものしか持ってきてなくて……」

ロングTシャツはミニのワンピースのように見えるだろう。
その下には一見何を履いているのかわからない。
見ようによってはけっこうセクシーに映るかもしれなかった。

「ううん…若いから健康的だなって思っただけよ…」

調子を併せてくれた義母はやはりいい人だと思った。

「ありがとうございます…。すごくいい香りしてました…美味しそう……運ぶの手伝いますね……」

せめて行動ではポイントを稼いでおかないとと積極的に手伝った。

「涼華さんはお酒は飲むのかい?…」

料理を運びながら

「はい…大好きなんです……あ、お姉ちゃんはいつもどこに座ってるんですか?……」

私が最初に座っていたのはどうやら姉の指定席だったらしい。
そして義父はその隣に座っていた。
ここだよ…と教えてもらうと…

「じゃあ、今夜はそこに座らせてもらいますね……お義父さんのお酌させていただきます……」

「よかったわねお父さん…。さぁ、涼華さんも座って…大したものないけど食べましょう…」

涼華はTシャツの裾をこっそりとずり上げながら義父の隣に腰を下ろした。
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