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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第30章 密会 ~本章~
【AVじゃない…黒木さんって…名前呼んだよな…】

妻と娘が不在の間に不倫相手を部屋を連れ込んでいる。

【くそっ…よく聞き取れないな…】

分厚い壁の向こうから漏れ聞こえた女の声がまちがいなく喘ぎ声だとは解った。
男の声は低くて、もごもごとしか聞こえない。
孝一は花怜のいない間に昨夜のセックスとAVをおかずに抜くつもりでいた。
作り物の映像よりも、壁の向こうで繰り広げられる不倫の方が興奮するに決まっていると張りつくように壁に耳を押しつけ続けた。


「ほら、やっぱり奥さんも浮気を楽しんでるんだ…興奮してるんだろ…」

こんなに激しく手で逝かされたことなんてないと言いたがったが、花怜自身解らなくなっていた。
気持ちの整理もつかないまま、また左脚を持ち上げられていった。

「楽しんでるわけじゃ……え?……黒木さん?……はぁっぁっ……んんっ……」

「はぁっ…楽しんでるんだよ…嬉しそうに締めつけてるぞ…」

「…っん……黒木さんっ……深ぃっ……」

「もっと深く突っ込んでやる…奥が好きだもんな…」

右脚も抱え上げられていく。
当たっていた亀頭がぐぐっとめり込んできた。

「ぁあっ…凄ぃっ……ぅぅんっ……」

きゅっと締めつけ、少し力を抜いていく。
花怜はいつの間にか自分の意思で肉棒を蜜壺で揉みほぐすように刺激する術を覚えていた。

「はぁ…凄いね…奥さんも…。さぁ、また一緒に感じ合おうか…掴まってろ…」

花怜の背中を壁から少し離すと、ゆさっ、ゆさっと宙に浮かせていった。

花怜は黒木の首に腕を回してしがみつく。

【あぁ…これ…凄いのされちゃう…おかしくされちゃう…】

「ぁあっ…刺さるっ……黒木さんのっ……んぁっ……刺さってるっ……」

「俺のなんだ?…奥さんのおまんこにっ…ぶっ刺さってるのは俺のなんだっ…」

「……やだぁっ……恥ずかしいっのぉっ……」

黒木は自慢気に、何度も俺のチンポはどうだとか言っていた。
でも、そんなこと言えなかった。
恥ずかしげもなく身体を重ねていても、一度口にすると歯止めが利かなくなりそうで怖かった。

「恥ずかしいのがいいんだろっ…素直になるってまた嘘かっ…」

宙に放り出されていく。
しっかりと掴まり、落ちていくところを突き上げられていく。
びちゃっ…とその度に愛液が飛び散っていく。

「嘘じゃないっ…気持ちいいのっ……」
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