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第34章 花怜と涼華　～本章～

【だめ……熱い…熱くてたまらない……】

花怜は静かに羽織りを脱いだ。
ぴったりと浴衣が汗をかいた肌に張りついている。
触れてもいない乳首はピンと尖り浴衣越しに浮かび上がっている。
崩した膝の奥は内腿までぐっしょりと濡れていた。

「涼華…自分で弄るほどに興奮してるのか…」

咥えたまま頷く涼華から卓司は肉棒を引き抜いていく。
伸ばした舌先と亀頭がどろりと太い唾液で繋がり…切れ落ちていった。

「…うんっ……興奮してるっ……お義父さんにも弄って欲しいっ……」

涼華は躊躇うことなく欲求を素直に口にする。
卓司はごろんと布団に仰向けに寝転んだ。

「あぁ…たっぷりと弄ってやるぞ……」

義父は花怜の方に頭を向けている。
涼華には義父が何をさせたいのかすぐにわかった。

「うん……感じさせてね……」

涼華は立ち上がると義父の顔を跨いだ。

「なんだ…お姉ちゃんも下着つけてないんだね……ノーパン、ノーブラで部屋の外を彷徨いてたなんて…お姉ちゃんもずいぶんと変態になったんだね……」

そう言いながら涼華はゆっくりと膝を折っていった。

【一緒じゃない……涼華だって……そんなはしたなくお義父さんを跨いで……】

沸き上がる感情が全てブーメランとなって突き刺さる。

【…そうだよね……私も…変態なんだ……】

だから、奔放に晒け出す涼華に嫉妬すらしてる。

【お義父さん…あんなギラついた目で涼華のあそこを見つめてる……】

「濡れ濡れだなぁ……花怜……ほら見えるか？……」

涼華は義父の胸板にお尻を下ろした。
開いた膝を立てながら。

花怜には義父の口の向こうに妹の性器が見えている。

【私とはぜんぜん違う……おまんこ……】

花怜は黒木に教えられた淫語を心の中で口にしていた。

「はやくぅ……お義父さんっ……弄ってください……じゃなきゃ私から乗っちゃいますよ……」

「わかった…わかった……」

涼華の甘えた声に義父の手が妹の膝裏から出てきた。
涼華は大きなお腹に後ろ手をつき、さらに秘部を晒していく。

義父の太い指が左右から淫裂を割り開いていく。
肉厚のビラビラが口を開けて涎を垂らした。
剥けきった肉芽も花怜のそれより大きい。

「花怜っ…見てみろ…ほんとに厭らしいだろう…」

花怜はゴクリと息を飲み、見つめている。
卓司は花怜の視線を確認しながら中へと指を埋めていった。