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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第36章 章間⑫
温泉旅館での義理の父姉妹の情事の後、義母は義父と共に病院から元気に戻ってきた。

一週間後にきちんとしたした検査が結果でるらしい。
花怜はその結果を聞いてから戻る予定にしていた。

名残を惜しむように義父と隙あらばキスをし、身体をまさぐり合い、義母が家にいても目を盗んで脚を開き嵌められていた。

涼華と頻繁に連絡をとっている。
「お姉ちゃんばっかりずるい…」が口癖だ。

黒木にはやはり戻ることは伝えていない。
そもそも黒木からの連絡はほとんど無い。

夫には引っ越しの日時などやり取りはしていた。

そして良子の検査を聞きに行った義両親が病院から帰ってきた。

「お帰りなさい…お義母さん……」

花怜が心配そうに出迎えた。

「ただいま……問題がないって……まぁ…また半年後に経過観察で通院はあるけどね……」

満面の笑みを浮かべる義母の手を花怜も笑顔で握っていた。

「これで花怜さんも安心して明日出発できるわね…」

「…はい…長い間お世話になりました……」

「それはまだ早いでしょ……お父さんは寂しくて仕方ないっていう顔してるけどね…」

「…そうでした…。でもまた年末来ますから……孝一さんが忙しくても一人でも来ますからお願いしますね……」

花怜は寂しさをひた隠し明るく振る舞った。

「…お義母さん……これで孝一さんにもお話しできますね……」

良子は心からの笑顔を見せた。

もちろん、その夜は夜通し交わった。
義母にばれても構わない。
そんな気持ちで逝き狂った。

義父より黒木との方が相性がいいと今でも思っている。
それでもこの圧倒的な絶頂感からももう逃れられられなくなっていた。

【お義父さんのおかげでこんなに淫らな女になりましたよ……】

窓の外が白んで来ていた。
これで暫く義父ともお別れだと思いながら、花怜は共に大きく絶頂していった。


「お義父さん…お義母さん…ありがとうございました……たまにはお二人でうちにも遊びに来てくださいね……」

駅まで義父と二人きりになれると思ったが叶わなかった。
買い物があるからと義母がついて来てしまった。
ほんの数時間前まで裸で抱き合っていたのに、もう疼いてしまう。

「そうだお義父さんっ…前に見せてくれた動画私にも送って貰えますか?…あれがあると寂しくないと思うので……」

卓司は…わかった…と、口許を歪め答えていた。
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