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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第7章 温泉旅館~序章~
車は市街を抜けて山あいの車道を走っている。
温泉街へ向かう道とはいえ平日の昼間にすれ違う車はごく僅かだった。
法定速度で走る車を時折、他の車が抜き去っていく。
車高の高い車からは偶然目に入った光景に目を見開く者もいた。

そんなことに気づかない花怜は口いっぱいの肉棒を頭を振って扱いていく。
咥えただけで喉奥まで開かれるような感覚に唾液が過剰に溢れ…じゅるじゅると卑猥な音を立てていた。
窮屈な口内でなんとか舌を押しつけ、懸命に蠢かす。

【こんなにしてるのに…なんで、逝ってくれないの…】

顎が外れそうな倦怠感に限界と吐き出す。
それでも根元を扱き上げ、亀頭を舐め回し…首を傾げるように棹へと唇を這わし吸い付き…舐め上げる。
花怜は義父を逝かせなければという、まるで強迫観念にでも囚われたように義父の教えを組み合わせていった。
それは自ずと口奉仕のテクニックを磨く結果となっていく。

「花怜さんは覚えが早いね…あぁ…それ、そこ…いいよ…」

花怜は身を乗り出して股間に顔を埋めている。
シートに横たわる花怜の尻に卓司は手を伸ばし、撫で擦りながら…

「今度、孝一にしてやったらどうだ?…すごく喜ぶぞ…」

「やぁ…触らないでっ…はぁ…はぁっ…それに…っ…孝一さんのことは言わないで…っ…んぐっ…」

花怜は夫のことを言われると肉棒を扱きながら難色を示し、また咥え込んでいく。

【ほんとに嫌々やってるのか…】

「あぁ…すまないね…今はその父親のに夢中だったね…」

執拗に撫で回す義父の手に花怜はお尻をくねらせ抵抗した。
その手はお尻から離れると…コートのボタンを外し、パーカーのファスナーを下ろす。
その隙間に手を差し込むと、ニット越しの乳房をやんわりと揉み込んでいった。

「はぁっ…んっ、お義父さんっ…触らないでって…っ……危ないからっ……」

「そう言うな…触ると興奮するからね…早く逝って欲しいんだろ?…」

「んちゅ……っ、はぁ…だったら、早く……もういい加減出してっ……んむっ……」

卓司はもういつでも出せる状況だった。
花怜を挑発し、身体をまさぐるのも射精感から気を逸らせる為で、絶対にここで逝くわけにはいかないと思っている。
ニットとブラの上から乳首を探り当て、弄ると花怜の責めは勢いを失っていく。

【あぁ…そんなところ弄られたら…集中できないのに…】








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