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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第8章 温泉旅館~本章~
「花怜だって、もっとして欲しいんだろう?…」

義父の手が再びボディソープのボトルへと伸びる。
またたっぷりの泡を立てて、脇腹をなぞっていく。

「ほら、腕を上げて…」

「っん…お義父さんっ……くすぐったい……」

して欲しいか?…の問いには答えられなかった。
それでもゆっくりと腕を持ち上げていく。
どこに置けばいいのかわからず、頭の後ろで腕を組む。
脇腹を這う手が腋の窪みに伸びてくる。
鏡の中の自分の姿はまるで厭らしいグラビアモデルのように見えてしまう。

「我慢しなさい…綺麗にしてやってるんだから…」

腋の下を擽るように指先が蠢くと、花怜は腰をくねらせて我慢する。
背中の肉棒がぬめる泡に向きを変えていった。

「もうっ……綺麗になりましたからっ……」

「だめだ…まだ洗ってないところはたくさんあるだろ…」

「恥ずかしいんですっ……っん……ほんとに後は自分でっ……」

擽っていた手は肌から離れることなく移動していく。
腋の下から乳房の形に沿って滑り、鎖骨から首へと這い回る。

「はぁ……ぁぁ……やだ……」

「気持ちいいんだろ……」

ゆっくりと這わせながら義父が耳元で囁き続ける。

「お義父さん……もう……許して………」

「苛めてなんてないじゃないか……」

身体を洗われてる?
違う…もうこれは愛撫…。

義父の手は乳房を素通りして閉じた脚に伸びてくる。
ゆっくりと太腿を撫で回されていく。

「でもっ……はぁ……やっぱり恥ずかしいからぁ……」

花怜は同じ台詞を繰り返すだけで鏡の中で這い回る義父の手から目が離せないでいた。

義父の手が右脚を持ち上げてくる。
膝から下……足首も……指の間まで丁寧に洗われていく。

「んぁ……お義父さん……だめです……」

義父の膝に右脚が引っかけられてしまう。
そして、左脚も同じようにじっくりと洗われると膝にかけられていった。

「ほら、見てごらん……」

「いやです……こんな格好……」

鏡の中で義父の膝に脚をかけられ、大きく股を開いている。
ゆっくりと垂れ落ちる泡でまだ洗われていない乳房も秘所も隠れているけど、それが逆に卑猥に見えた。

「さぁ、後はと…」

義父の手がお腹から垂れる泡を掬うようにして乳房を包み込んできた。

「ぁ……んっ……だめです……」

いつの間にか花怜は背後の義父に背中を預けていた。
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