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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第8章 温泉旅館~本章~
愛液と泡にまみれた義父の手が開かれたままの奥深くに差し込まれてくる。
何かを探るように蠢く指先に、逝った余韻にただ腰をくねらせていた。

「やぁん……お義父さんっ……そこは違っ……ぃやん……触っちゃだめぇ……」

誰にも触られたことなんてないお尻の秘所。
小さくすぼまった穴を義父の指先が擽ってくる。

「そんなとこっ…汚いからっ……」

「花怜の身体に汚いところなんてないよ…」

逃げようとしても、滑ってうまく身体が動かない。

「ぃやぁ…お願いっ……ほんとに……いやなのぉ……」

「わかった、わかった…これでほんとに終わりだ…綺麗になったぞ…」

義父の手が抜かれていくと、強張った身体からまた力が抜けていく。
背中にはまだ硬い塊がしっかりと伝わっていた。

卓司は花怜の脚を膝から下ろすと背中を支えながら一人立ち上がった。
シャワーを捻り、身体に纏わりつく泡を洗い流していく。

「花怜…立てるか?…」

手を握ってゆっくりと立ち上がらせていく。
背中…お尻へとシャワーを浴びせながら…

「女性はお手入れがあるんだろ…先に脱衣室に戻ってなさい…私も身体を洗ったらいくから…」

【また…優しくして…女性の扱いに慣れてるんだ…】

そんなことをぼんやりと考えながら花怜は頷いた。

「ほら、行きなさい…」

「はい……お義父さん……」

厭らしく身体をまさぐられ、また逝かされてしまったのに花怜は素直に返事をして脱衣室へと向かっていく。

浴室から出ると目についたバスタオルで身体を拭いていった。
身体の水気を拭っても、また溢れてくる。
肉芽であれだけ激しく逝ったのに、まだ身体はもっと強い絶頂を求めてるみたいだった。

【お義父さん…まだずっと硬いままだった…まだされちゃうのかな…】

そんなことを思いながら、食事をした部屋に向かった。
テーブルの上には料理が残っている。
二人の浴衣は脱ぎ散らかしたまま、座布団も濡れていた。乱れた部屋から顔を背けるように鞄から化粧品のポーチを取り出した。
もう一度部屋を振り返り、寝室との境界の襖を閉じて脱衣室へと戻っていく。

鏡の前で洗顔をする。
顔にかけられた名残りは一度じゃ綺麗に洗い落とせない。
もう一度洗って、化粧水を肌に馴染ませていった。

「ふぅ…さっぱりした…終わったかい?…」

前を隠すこともなく義父も浴室から出てきた。

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