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私の彼は…若頭なんです。
第2章 痛む傷。
お風呂場へと向かった私は中にいる右京さんに声をかけた。



「右京さん…。さっきはごめんなさい……一緒に暮らしてても話せないことあるよね…私、無神経だった…。」



水音が響くだけで、右京さんの耳にちゃんと聞こえてるか不安だった…。


けど、浴室のドアがガチャリと開き右京さんと目が合った、すぐに目を反らしたが、反らした瞬間、濡れた体で右京さんは私を抱き上げ、浴槽へと私を落とした。


パシャーンと水しぶきが上がり


「心和、一緒に入るぞ」


「えっ…ちょっ……」


そのまま、右京さんは濡れた服を手際良く脱がせていった。


「あの、私まだお風呂に入るって言ってませんよっ…」

ワンピース、レギンスと次々脱がされて行き、下着だけになった私…。


「ねぇ!右京さんったら…!」


「黙れ…その口塞ぐぞっ」


「っ……。」


さっきと違って怒ってるような声ではなかったけれど、やはり、少し大きな声でと鳴られるとビクッとなってしまい、何も言えなくなってしまう。


そうなると…なすすべが無く言われるがままになってしまい、あっと言う間に裸にされてしまった。


濡れた服を脱衣所に放り投げて、右京さんも湯船に浸かった。


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