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You were born to be mine
第5章 新章
急いで着替えを済ませ、駐車場までダッシュした。
歳やな、息がすぐ上がる…

1時間掛からずで西宮北口に。
咲希に電話する。
出ぇへん。
もっかい掛ける。


「もしもし?」


咲希とは違う女の子の声。
思わず番号確認したけど咲希の番号。


「咲希は側にいてますか?」

「陵さんですか? 私、咲希の友人のトモミって言います。咲希、完全に爆睡してますけど…今どちらですか?」


自分の所在を伝え咲希たちの居場所を聞く。
すぐソコのファミレスやった。


「あぁ、もう目の前なんですぐ行きます。迷惑かけてスンマセン。」


ファミレスに入ると色めき立つ女子のグループが目についた。
席に近づいてくと互いにはしゃぎ出した。
内容の想像はつく。
オレがオッサンやってコトやろう。


「トモミちゃん?」

「あ、ハイ。」

「こんばんわ。ゴメンな、咲希が迷惑かけて。」

「あ、イエイエ。」

「咲希、咲希、起きや! 帰るで。」


ピクリともせぇへん。
しゃあない、抱えて出るか。


「ゴメンやけど誰か咲希のバッグ持って来てくれる?」

「あ、ハイ。」


トモミちゃんが立ち上がった。
おりゃっと咲希をお姫様抱っこする。
周りから小さく歓声。


「トモミちゃん、伝票も持って来て。」

「そんな!エエですよ、ウチらで払いますんで。」

「イヤ、駐車券もらわなアカンから。支払いせな。」


そのままレジに向かい会計。


「トモミちゃん、デニムのケツに財布入ってるから出して払ってくれる?」

「ハイ。」


支払いを済ませ車に向かう。


「陵さん、咲希のコトホンマに好きですか?」

「なに、唐突に。 好きやで。オレの大事なヒトやから。」

(゜ロ゜)


なんじゃそのリアクション。
オッサンやから適当に誤魔化すとでも?
残念ながら咲希のコトについてはど真ん中直球あるのみやから。

咲希を助手席に乗せてトモミちゃんに改めてお礼。


「迷惑かけてゴメンな。ありがとう。」


そうして帰路についた。


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