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You were born to be mine
第7章 新章 3話
「あ~っ!」


我に返った咲希が声をあげた。


「お母さんに着いたって連絡するの忘れてた~。 陵ちん、PC借りるな。」


そう言うなり咲希はデスクのPCの電源を入れSkypeを立ち上げた。


「お母さん、ゴメン~。陵ちんとごはん行ってて遅くなってしもた~。」

「そうでしょうよ、どうせお母さんより陵さんと会えたんが嬉しかったんやろ!?」

「お母さ~ん、そんなん言わんで~。」

「冗談やんかぁ、陵さんは?」

「元気ぃ。 陵ちん、お母さん。」

「ご無沙汰してます。 お元気ですか?」

「元気よ~。 陵さんも元気そう。」

「はい。 元気でやってます。」

「ゴメンね、突然咲希を戻して。 迷惑じゃない?」

「全然。 でもホンマにエエんですか?オレに任せて。」

「エエよぉ。そのまま貰ってくれて構わんけど。」

「イヤイヤ…それは早すぎでしょ?」

「お母さん!要らんコト言わんでいい! 今日はもう終わり。サキ、陵ちんといっぱい話あるから!」

「ハイハイ。 陵さん、またね。」

「はい。あ、お母さん、明日不動産屋廻って広い部屋に引っ越しするつもりです。ご報告まで。」

「判った。 お父さんにも話しとく。 咲希も陵さんに迷惑掛けたらアカンよ。」

「は~い。またね~♪」


咲希はSkypeを落とした。


「陵ち~ん。」

「ん~?」

(*´∀`)
「何でもな~い。」

「おいで。」

(*≧∀≦*)
「何で判ったん~?」

「ん~何でかなぁ?」

「ド~ん♪」


咲希が飛びついてくる。
勢い余って押し倒された。


「陵ちん1人占め~♪」

「いやぁ~♪ やめて~。」


ちょっとおネエっぽく言ってみる。


「ん~♪ そんなコト言って、ホントは期待してたんじゃないのかね?」


咲希も悪ノリしてきた。
オレの両手を頭の上で抑え込んだ。


「ほら、キスして欲しいだろ?」


咲希、ノリノリやな。
力づくで体を入れ替える。


「咲希、チュウして欲しいんやろ???」

(///ω///)♪
「いぢわる……」

「今頃? で、どうすんの???」

「チュウ………」

「ん~? 聞こえへんなぁ?」

「アホぉ……陵ちん、チュウ~。」



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