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You were born to be mine
第8章 Epilogue
いったん家に戻ってカバンを置いて咲希を迎えに行く。

商店街の中にあるお店に行くと店先にワゴンを出してクリスマスケーキを咲希が売ってた。
サンタコスチュームが可愛い♪

最後のケーキが売れると咲希が満面の笑顔でこっちに向かって手を振る。

なぁ~んや、気付いてたんか。

咲希に近付く。


「ただいま♪ お疲れさまやね。」

「お帰りなさい(^^) ちょっと待っててな、着替えてくる。」


咲希は店の中に入って行った。
ウィンドウ越しに他の店員さんや、お客様に冷やかされている様子が見える。

しばらくして咲希が出てきた。


「陵ちん、この辺の奥様達の注目浴びてるみたいやで(^^)モテモテやな?!」


咲希ぃ、それはちゃうで。
こんなの若い娘に手ぇ出したエロオヤジってどいつや?って興味の方に決まってるやん?!
けど、おばちゃんらの皮肉を素直に受けとる咲希の純真さが好きやねんな……


「行こ、陵ちん。ミサが終わる頃やわ。子どもらの聖歌隊のミニコンサートあるんやて。」

「ん、行こか。」


オレは咲希の手を取りコートのポッケに突っ込んだ。


(о´∀`о)
「ヒヒ…幸せ~。」

「エライちっちゃい幸せやな。」

「いいねん、ちっちゃい幸せ感じられへんかったらおっきな幸せ見逃すもん。」

「そうか?」

「そうやで(^^)v」


オレらは教会に向かって歩き始めた。

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