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You were born to be mine
第8章 Epilogue
「咲希?」

(T▽T)
「何?」

「オレらにもあんなエエ子欲しいな?!」

「出来るよ~、絶対。」

「せやな。ほんなら……」


オレは咲希の前に膝間付く。


(゜〇゜;)?????
「え…? どしたん?」

「咲希、幸せにする…とは言い切られへんけど、咲希が側におったらオレは幸せ。やから咲希を幸せにするための努力は惜しまん。結婚しよ。」


コートのポケットから指輪を差し出す。
咲希の頬を大粒の涙がつたう。


「アホぉ…何でウソでも幸せにするって言い切られへんのよ~……」


咲希の左手の薬指にリングを通す。
覆い被さる様に咲希がオレを抱きしめる。


「しゃあないからサキが陵ちんを幸せにしたるわ。陵ちんのお嫁さんになってあげる。」


パンパンパン!!!
クラッカーの鳴る音でワレに返った。
見回すと子どもたちがキャアキャア言いながらこっちに向かってクラッカー鳴らしてる。
親御さんらが口々におめでとうと声を掛けてくれる。


うっわぁ~、つい勢いでやってもうたぁ~
周り、全っ然見てなかったぁ~


咲希と2人で照れ笑い……


「おじちゃん、お姉ちゃんに告白したん?」


ませた女の子に声を掛けられた。


「ん~、告白ちゃうよ~、結婚してってお願いしてん。」

「ウソ~(^^)ほんで、ほんでお姉ちゃんの答は?」

「答はお姉ちゃんに聞いてみ。」

「えぇ~、よう聞かん~。」

「そんなんおじちゃんもよう聞かんわ~(^^)」


咲希が女の子に話かけた。


「答知りたい?」

「知りたい~(^^)」

「お嫁さんになりますって答えたよ。」

「すご~い。結婚するん?」

「するよ~(^^)」

「いいな~。ウチも結婚したい~(^^)」


そんなやり取りをオレは笑顔でみてた。


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