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第4章 ~お嬢様、朝食の時間です~

「動かしたいの？」

「ええ、宜しいですか？」

「アルが……そうしたいなら」


　アルは少し身体を浮かし、ゆっくりと腰を揺さぶるように上下に動かす。奥で擦れる感覚が痛みと圧迫で少し苦しい。


「お嬢様、辛かったら言ってくださいね」

　リリムがコクっと頷くと、アルはジンジンと痺れる結合部に触れ、親指で蕾をやわやわと刺激する。


「んっ……」

　そこを触れられると、甘い波が生じ全身をビリリと走るような感覚、その様子を見てアルは蕾をくちくちと柔らかく摩る。


「は……あぁ、そ、こ……」


　リリムはアルの身体にしがみつく。
　全身が熱く波打ち、内側からさざなみが広がってゆく。


「お嬢様、動かしますよ？」



　ずっと奥を圧迫していたものがゆるゆると引かれてゆく。

　抜いてしまうのかと思ったら、また狭い蜜胴を押し分け中に入ってくる。

　アルは浅いところをゆっくりと律動しその動作を繰り返した。