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羊にご用心!?
第3章 ~お嬢様、湯浴みの時間です~
ちゃぷ、ちゃぷと身体に揺れる温水が熱い。湯用着の裾がお湯が波打ち、はだけ肌に直接水圧が加わる。
そんな状況も気にしてられなかった。
リリムは眉間にシワを寄せ、肩においたアルをキュッと握りしめる。
初めて味わう未知な刺激にリリムはひどく動揺した。胸は張り裂けそうに高鳴り、苦しく、それでも、アルのぬるついた舌が口内を探るように掻き回す。
リリムの、身体は発熱したように火照り、頭が呆然としてくる。
アルの舌が、リリムの舌を捉え絡みついてくる。
逃げ場のない口腔内はアルのなすがままに蹂躙してくる。
苦しい。でも…………
混ざりあう舌の感触、身体が蕩けるような甘い刺激に妙な心地よさを感じてくる。