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羊にご用心!?
第4章 ~お嬢様、朝食の時間です~
アルは目尻を舌で涙を拭い、リリムの反応を窺いながらジワジワと腰をすすめる。
この痛みも彼と繋がるものと思えば、何とか乗り切れそう。
少年のような無邪気さ、それと時折見せるオトナっぽい彼、その謎めいた魅力が彼とひとつになることで何かわかる気がする。
瞬間、アルはニコッと微笑み、リリムの身体に被いかぶり深い口づけをしてきた。
彼のものがそれ以上押しこんでないことに気づき、身体の内側いっぱいにずっしりとした重量感を感じる。