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羊にご用心!?
第4章 ~お嬢様、朝食の時間です~


 熱い塊が身体の中に押し込まれてゆく。

 震える襞が悲鳴をあげるように痛みを走らせた。

 リリムは身体が中心から裂けるような痛みに、思わず腰を引く。

 が、アルの手が腰を掴みそれを阻止された。

 
「いっ、痛い……っ、アル」

「お嬢様……すみません。今更止めれません」

 
 アルは何かに堪えるような表情で苦しみに掠れた声で呟く。


「もう少し……我慢してください」


 アルは腰を掴んだ片手を離し、リリムの頭を優しくなで、こめかみにキスを落とす。


「息を止めないで、力を抜いて下さい」


 リリムは涙を滲ませながらコクっと頷き息を吐く。


『だいじょうぶ……』


 リリムは彼の言葉を思い出す。

 今こそ、その言葉をかけてくれればいいのにと……リリムは思いつつ、切なげで、優しく微笑むアルにいつしか萎縮した身体の力が抜けていった。

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