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疑似恋愛(仮)
第9章 ~いたずら~
「あたし…遼くんが好きだったの…あっ。もちろん、圭ちゃんの事は好きだよ。でも…あの時までは…一緒にいたいと想ったのは…遼くんなの…」
【百合ちゃんが俺を好き?じゃあなんで圭と…っつか圭は俺の気持ちを知っていたはず…】
「なんで…圭と付き合う事にしたの?」
肩をびくつかせて、百合は今にも泣き出しそうな顔をして俯いた。
「……ごめんなさい」
【謝ってほしいわけでも、泣かせたいわけでもないんた】
「違う。謝らなくていいんだ」
「ううん。ごめんなさい。あたしの事…好きでもないのに…こんな告白みたいな事…して。圭ちゃんの彼女なのに…あたしもう…遼くんに会う資格ない…」
「そんな事ないよ…俺が好きなのは…」
「え?」
「俺が好きなのは、今でも…百合ちゃんだから…」
「う…そ」
目にたくさんの涙をためた百合は遼介を見つめた。
【百合ちゃんが俺を好き?じゃあなんで圭と…っつか圭は俺の気持ちを知っていたはず…】
「なんで…圭と付き合う事にしたの?」
肩をびくつかせて、百合は今にも泣き出しそうな顔をして俯いた。
「……ごめんなさい」
【謝ってほしいわけでも、泣かせたいわけでもないんた】
「違う。謝らなくていいんだ」
「ううん。ごめんなさい。あたしの事…好きでもないのに…こんな告白みたいな事…して。圭ちゃんの彼女なのに…あたしもう…遼くんに会う資格ない…」
「そんな事ないよ…俺が好きなのは…」
「え?」
「俺が好きなのは、今でも…百合ちゃんだから…」
「う…そ」
目にたくさんの涙をためた百合は遼介を見つめた。