この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
疑似恋愛(仮)
第10章 ~どうしたら~
突然告げられた遼介からの告白。
そして
心の奥に閉まわれていた百合の想い。
互いに言葉が続かない。
【今更…圭もいない時に…俺、卑怯だよな】
百合はいつしか涙が止まっていた。
「ごめん。今更…だよね。百合ちゃんには…圭がいる」
「あたし…は…」
「ごめんなさい。遼くんに好きになってもらう…資格がないの」
「俺が勝手に好きなだけだよ。好きでいていい?」
「遼…くん」
互いに惹かれあっているのに、距離は縮まることはない。
遼介は姿勢を直し百合を起こした。
「俺…帰るよ」
「あっ…」
遼介は玄関へと向かった。
「また…ね」
そう言って部屋を後にした。
そして
心の奥に閉まわれていた百合の想い。
互いに言葉が続かない。
【今更…圭もいない時に…俺、卑怯だよな】
百合はいつしか涙が止まっていた。
「ごめん。今更…だよね。百合ちゃんには…圭がいる」
「あたし…は…」
「ごめんなさい。遼くんに好きになってもらう…資格がないの」
「俺が勝手に好きなだけだよ。好きでいていい?」
「遼…くん」
互いに惹かれあっているのに、距離は縮まることはない。
遼介は姿勢を直し百合を起こした。
「俺…帰るよ」
「あっ…」
遼介は玄関へと向かった。
「また…ね」
そう言って部屋を後にした。