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ノーパン日和
第1章 ノーパン日和
春。
俺達は二年に進級したわけだけど、うちの学校はクラス替えがないので周りの環境が変わらず、進級した実感が湧かない。
昨晩泊まった英語の先生の家から登校する。
「おはよ~!」
「よー!賢ー!おはよう!」
「おー来たな!ほらこっち来いー」
「賢、飴食べるかー?」
「うん♪」
「賢くーん!たまにはこっち来てよー」
「男子より女の子の方が良いよね?」
俺は自分の小柄な体格と童顔を上手く使いこなしてると思う。
みんながチヤホヤしてくれて毎日楽しい♪
「賢ちゃん!帰って来ないなら連絡してよぉ…せっかく麻由がお夕飯作ったのにぃ…」
みんながチヤホヤする中文句を言ってくるのは双子の片割れの麻由。
俺の片割れってだけあって身内を褒めるのもどうかと思うけど、なかなかの可愛さ!
「麻由ー…ごめんー」
「賢、気にするなよ!俺が賢の分も食っておいたから」
その麻由と付き合ってるのは小学生の頃からの仲の陸。
二人が付き合う事になったのは絶対に俺のおかげだと思っている。
「賢、一年の教室に可愛い子探しにいかね?」
「え?一年?」
「可愛い子いたら放課後カラオケ行くメンツに誘うって話」
「賢が頼めば絶対来るだろ~」
「えー…俺、中学生上がりの子に興味なーい。包容力ほしいもん」
「そう言わずに頼むよー」
ほぼ無理矢理一年生の教室に連れて行かれる。