この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
無垢な彼女
第2章 正統派彼氏
私の彼氏の淳君は頭が良くて、優しくて、カッコ良くて自慢の彼氏!
出会いは高校の入学式の日に校内で自分の教室がわからなくなって迷っている時に、助けてくれたのが始まり。
泣いていた私の手を淳君が握ってくれて…もう一目惚れだった。
こんな頭悪くて、子供っぽい私が淳君と付き合ってるんです!
毎朝、学校一緒に行っている。
「淳君!おはよー!」
「おう、おはよう」
今日の淳君は何故か制服にブレザーを着ていて正装だった。
男の子の正装はブレザーを着てネクタイを着るのが正装で、みんな普段はカーディガンを着てたりするのであまり始業式とか意外はブレザーを着るのは珍しかった。
「あれー?淳君なんで正装なの?」
「あー…今日撮影あって」
「撮影!?淳君芸能人になるの!?」
「違う!学校のポスターとパンフ新しく作るのに協力してほしいって昨日わざわざ担任から家に電話きたんだよ。母さんが勝手にオッケー出してさ」
「へぇ!すごーい!」
「ただ一番頼みやすかっただけだろ。ほら、手」
淳君に手を差し伸べられて、私はすぐに淳君と手を握って指を絡めた。
淳君と手繋いで歩くの嬉しいなぁ