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カクテル好きの男たち
第11章 永遠に貴方のもの

「オーナーは元気にしてるの?」

売り上げの報告に家に行くんでしょ?
梓ママはそれとなく秀一の様子を尋ねた。

「ええ、もう毎日が
子育てで大変そうみたいですよ」

「そう…私がもう10歳若けりゃ
妊娠させて貰えたんだけどね」

「20歳の間違いじゃないですか?」

こらっ!
梓ママは冗談で大杉の頭を叩く真似をした。

『見てらっしゃい!
そのうちあんたを食ってやるから』

早くこの子を一人前にしないと
この店も単なるバーになってしまうわねと
梓ママは寂しそうに笑った。

秀一は手の具合がやはり良くないらしく
あっさりとバーテンダーから身を引いた。
代わりを勤めた妻の珠代も
慣れ始めた頃だというのに引退すると言い出した。

どうしてよ?これからだと言うのに
そう尋ねると『梓さん…私、妊娠しちゃったの』
そう言って珠代は嬉しそうに笑った。

子育てとか家庭とか
一番縁のない男だと思ったんだけど
人間ってわからないものね

「今度、赤ん坊を見せに
うちに寄りなさいと言っておいてよね」

梓ママはモスコミュールを飲み干すと
「ごちそうさま」と言ってバーを後にした。

。。。。。。。。


秀一と珠代は育児にてんてこ舞いだった。
近頃はハイハイをするようになったので
子供から目が離せない。

珠代のおっぱいにしゃぶりつく我が子を見て
「お前、言っておくけど
ママのおっぱいはパパのモノなんだからな」
と完全に我が子をライバル視した。

「パパ…ミルクが垂れちゃうけど
今夜あたり…スル?」

珠代の目が妖しく潤んでいる。
こうなったときの彼女はとても情熱的なので
「もちろんスルさ!」と
秀一は久々に妻と
セックスする事を素直に喜んだ。




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