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カクテル好きの男たち
第6章 似た者同士の男

「よしてくれよ…
コイツと意気投合するのは女のタイプだけさ」

「そうそう、入社した時から
同じ女を口説いてたりしてたな」

「まあ!楽しそうなお話じゃないですか
ところで…どんな女性がタイプ何ですか?」

珠代は興味津々で
どちらに聞くともなく声をかけた。

「君だ」
「あんただよ」

二人とも同時に珠代を指差した。

「えっ?」

珠代はビックリして二人の顔を見比べた。

「なあ、せっかく俺たちの間に
席が一つ空いているんだから
こっちに来て飲もうぜ」

「そうそう、その方が酒が旨いってもんだ」

仕事の事は仲違いする二人だったが
女の事に関しては意気投合していた。

「じゃあ…おビールでもいただこうかしら」

珠代はジョッキーにビールを注いで
それを持って二人の間に腰かけた。

「そうこなくっちゃ!」

「お陰で旨い酒が飲めそうだ」

二人は左右から自分に好意を抱かせようと
それぞれの口調で珠代を口説き始めた。

「俺も上条もあんたのようなグラマーには
ほんと目がないのさ」

「嘘じゃないですよ
こうして胸の谷間を見てるだけで
とても幸せな気分になる」

左右からの男たちの視線がデコルテに集中して
恥ずかしいけれど悪い気はしなかった。

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