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梨果の父サイドストーリー
第4章 愛娘を待ち伏せ
「梨果…ありがとう。最高に気持ちよかった。」

「私は全然だけどねー。」

「そうだよね…すまない。」

梨果はブラのホックを付けて服装を整える。

その間私は個室のトイレットペーパーでペニスに残った粘液を拭き取る。

「ティッシュのカスがおちんちんにこびり付いたままだけどいいの?」

未だ冷めやらぬ勃起にこびり付くトイレットペーパーのカスを梨果が間近で眺めている。

「ね、やっぱりトイレットペーパーじゃだめだね。」

男の常識である。

「そ、そうなんだ…そのままで気持ち悪くない?」

「こうなると剥がすの大変だから帰って風呂に入るよ。」

「へ、へえ……」



すっかり暗くなってしまったので梨果を現在の住処…彼の家まで送る。

隣を歩く制服姿の梨果を見る。こうして黙っていると中学生そのもので幼いその姿は先ほどまでこの子の生バストを見ていたというのが嘘のように思えた。


「送ってくれてありがとう。おじさんに会ってく?」

「いや、今日はこのまま帰るよ。」

“あぶな絵の少女”の作者には気分的にしばらく会えそうもない。

「そっか…じゃあ、またねお父さん。」

「ああ、また…今日はありがとう。」

ガラガラガラ

梨果は引き戸を開けて家の中に入っていった。

『ただいま、おじさん!』

『梨果おかえり。遅かったね。』


「…………帰るか。」

梨果に選んでもらった日用品の袋をぶら下げて家路についた。
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