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最初の女
第3章 はじめて
1月下旬、僕はついにユカのもとにやってきた。
大阪から新幹線に揺られ、東京からまた郊外に向かう列車に。
夕方、僕を乗せた列車は国立駅に着いた。
改札を出ると、そこにユカの姿があった。

駅から数分のところにユカのマンションがあった。
扉を閉めた瞬間、二人は堰を切ったように激しくキスを交わした。
二人とも慣れていない、ぎこちない、それでいて互いを必死に求め合うような情熱的なキスだった。

その夜、二人はあの夜と同じように向かい合って横になっていた。
あの夜と違って今度は布団の中だった。
キスを交わし、互いのパジャマを脱がして抱き合った。
ユカの体温が直に伝わってくる。
息遣いも、少しの緊張も直に伝わってくる。
何も遮るものはなかった。
僕はユカの大きな胸を揉んで、乳首を口に含み軽く噛んだ。
ユカはかすかな声をあげ、身を寄せてくる。
うなじに舌を這わせながら指でユカの秘部に触れる。
ユカは緊張して、脚をキュッと閉じる。
微かな湿り気を感じる。
ゆっくりと指を動かして、クリトリスを優しく愛撫する。
ユカの唇から声にならない声が漏れる。
その唇を唇で塞ぎ、舌を絡める。

「・・・入れていい?」
僕はコンドームをつけると、ユカにあてがい、挿入しようとした。
ユカは緊張のあまり脚を閉じてしまう。
「力抜いて・・・深呼吸して」
ユカは言葉どおりにしようとするが、逆に緊張するばかり、そしてさっきまで濡れていた秘部も乾いている。
ユカは初めてだった。

でも何度トライしてもユカは僕を受け入れることができなかった。
そのうち、ユカが泣き出した。
「悔しいよ・・・だって、彼女とはしたんでしょ?」泣きじゃくりながらユカは僕にしがみつく。
「・・・彼女に追いつけないなんで、追い越したいのになんで・・・悔しい・・・」
「そんなこと・・・」
「そんなこと、じゃないの。キミのものになりたい、キミを私のものにしたい!」ユカの目に涙が光る。
僕だってユカを抱きたい。
ユカは入れようとするその直前までは十分に濡れている。
それがひとたび、入れようとすると乾いてしまうのだ。
だったら、いつ入れるわからなければ濡れたままでいられるかも、僕はそう思った。
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