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双り
第2章 バスで…
実に呑気な姉である。

まあ、すずちゃんは、頭良いし、既に色んな大学やら企業から引っ張りだこだから良いだろうけど…。
私はただの運動馬鹿だから、出席点ないと本当に成績ヤバいんだよぉ…

「りんちゃん?先に走ってバス停行っていいよ?私は次のバスで追いかけるけん平気よ?」

…私達はその日、初めて別々に登校した。
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