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双り
第8章 すずちゃん
すずちゃんを起こさないようにそうっと部屋に入ったけど…、その必要は無かったみたいだ。

「あ、ごめん、すずちゃん、起こしちゃった?」

「いや、お腹空いて目が覚めただけ(笑)」

…そういえば私もお昼食べてないや…。

「よしっ、じゃあ私、夜ご飯作るよっ」

「ホントにっ??久しぶりにりんちゃんお手製ハンバーグが食べたいなぁ」

「うん、わかった!すぐ用意するねっ、出来たら呼ぶから、すずちゃんは休んでて!」

私は、すずちゃんにそう言って、すぐに一階のキッチンに降りた。
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