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ペロペロ
第1章 隣の家はお化け屋敷?
ボーッとしたまま放課後になり、今日は部活が休みだったのでミユキと一緒に学校から駅までバスに乗り、歩いて家の前まで着いた。
隣のお屋敷のことがどうしても気になって、私は気づいたらインターホンを押していた。
ハッと我に返り、帰ろうとしたところ
「ミコトちゃんかい?」
と、インターホンからひろじぃの声が聞こえてきた。
「あ…。」
うまく声が出せずにいると
「怖いかもしれないけど、もう一回話したいからちょっと入ってきてもらえないかい?もちろん、嫌だったらそのまま帰りなさいね。」
と、優しい声で言われて
少し悩んで
「行きます。」と、返事をして扉を開ける。
やはり、先日のように屋敷の中は薄暗い。
階段を上ると広間から、車椅子を押してひろじぃが出てきた。
すると
「身体、大丈夫かい?倒れてたのにすぐに気づけなくて本当に申し訳なかった。」と、ひろじぃは頭を下げてきたので
「体調が悪かったのに、気づけなかった私が悪いんだからひろじぃは気にしないで!」と、声をかける。
「トイレに行く前に、ワシも変なこと言ってしまったし、気になってたんだ。」
「…。」
「ミコトちゃん?」
「…。」
何も言えずに黙っていると
「…もしかして、俺のこと話してる?」と、先日の低く落ち着いた若い男性の声が耳元で聞こえた。
途端に全身にビリビリっとした衝撃が走る。
「え!?」
回りを見渡すも、声しか聞こえてこない。
「ミコトちゃん、どうしたんだい?」
私の様子に驚いたのか、心配するひろじぃ。
彼には、この男性の声が聞こえていないようだ。
「この前は可愛いからついいじめたくなって。」
フフフフっと楽しそうな笑い声が聞こえてくる。
隣のお屋敷のことがどうしても気になって、私は気づいたらインターホンを押していた。
ハッと我に返り、帰ろうとしたところ
「ミコトちゃんかい?」
と、インターホンからひろじぃの声が聞こえてきた。
「あ…。」
うまく声が出せずにいると
「怖いかもしれないけど、もう一回話したいからちょっと入ってきてもらえないかい?もちろん、嫌だったらそのまま帰りなさいね。」
と、優しい声で言われて
少し悩んで
「行きます。」と、返事をして扉を開ける。
やはり、先日のように屋敷の中は薄暗い。
階段を上ると広間から、車椅子を押してひろじぃが出てきた。
すると
「身体、大丈夫かい?倒れてたのにすぐに気づけなくて本当に申し訳なかった。」と、ひろじぃは頭を下げてきたので
「体調が悪かったのに、気づけなかった私が悪いんだからひろじぃは気にしないで!」と、声をかける。
「トイレに行く前に、ワシも変なこと言ってしまったし、気になってたんだ。」
「…。」
「ミコトちゃん?」
「…。」
何も言えずに黙っていると
「…もしかして、俺のこと話してる?」と、先日の低く落ち着いた若い男性の声が耳元で聞こえた。
途端に全身にビリビリっとした衝撃が走る。
「え!?」
回りを見渡すも、声しか聞こえてこない。
「ミコトちゃん、どうしたんだい?」
私の様子に驚いたのか、心配するひろじぃ。
彼には、この男性の声が聞こえていないようだ。
「この前は可愛いからついいじめたくなって。」
フフフフっと楽しそうな笑い声が聞こえてくる。