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海鳴り
第7章 満ち潮
相沢は律子のそこに顔を埋めて律子を味わい、流れ続ける蜜を吸い取るように飲んだ。

律子は激しく乱され、いつしか相沢の唇に自分の秘部を押し付けて、天井を見上げながら腰を震わせていた。


「あぁッ…和男さん、和男さん、ウゥッ…っ、い、く…ンン…あッ…あっあぁっ…」


震える腰をぐっと掴まれ、律子は激しく吸われ続ける。


「あぁッ…やめてぇ…あっアッアッ、やめ…あっあぁっ…あぁァッ…」


内側から熱く迸る訳のわからない感情に涙が溢れる。

相沢はぐったりしている律子を抱き上げベッドルームに向かった。

相沢の首に両手を回し、横顔を見つめる。


男…

あなたは男の人


ベッドに律子を横たえた相沢は、僅かにまとわりついていた律子の服を剥ぎ取った。

布団を被ろうとする律子からそれを奪い、自分の服を脱ぎながら律子を見続けた。


「見ないで…」


律子は起き上がって両手で胸を隠した。


「見たい」

「明かりを消して下さい」


律子は裸になった相沢のそそり立つ物から目を反らせた。


「あんたはきれいだ…」

「…そんなこと」

「俺にはもったいないねぇ」

「早く明かりを…」


律子が泣きそうな顔で相沢を見ると、相沢は律子に覆い被って強く抱きしめた。


「ッ…」

「消したら見えなくなっちまうだろ…」



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