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混沌の館
第3章 電マを欲しがる人妻
 浴室で初めて美香の裸体に臨んだのだが、職業柄、歩くことが多いという事だけあって無駄な贅肉のない引き締まった身体をしていた。乳房も程よい大きさで、張りも十分あった。


 浴槽に一緒に入り、美香のふくらみを、その尖端を中心に指で円を描くようになぞってみる。


 切ないため息が小さな口から漏れた。

 その口を塞ぎ、舌を差し込むと、切ない吐息が私の口の中に拡がった。



 もはや我慢は限界まで来ている。


 私は、直ぐにでも美香を抱きたいと思った。

 しかし、あくまでも紳士的に振る舞う事を鉄則としなければならない。がっついた男は嫌われるだけだ。



「そろそろ上がろうか?」


 混浴は十分に堪能した。

 私は、浴室から出る事を促し、先にベッドルームに向かった。



 美香も直ぐに出てきたので、軽く喉を潤し、じゃあそろそろという事でベッドにもぐり込んだ。


 ガウンを着たまま抱き合い、美香の小さな口をこじ開け、再び舌を差し込み、ゆっくりと絡め合う。



 照明を落として静寂さを増した部屋の中に唾液の混じる音が響いた。





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