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混沌の館
第2章 黒いミニスカートの少女

「あ、ここだね、どうぞ」
部屋のドアを開け、夏希を先に中に通す。
狭い下足置き場で二人、もつれるように靴を脱いで、一段高くなった床に上がり、中扉を開け、ベッドルームに入った。
中は、一般的な作りになっていて、大きなベッド、そして小さなテーブルとソファが備え付けられていた。
私は、同じく備え付けの小さな冷蔵庫を開け、夏希に飲み物は何が良いか尋ねた。
夏希は、ミネラルウォーターを、そして私はウーロン茶を選んだ。
ソファに並んで飲み物を口にし、一息つける。狭いソファは自然と密着度が増す。
夏希の細い肩が私の二の腕を圧迫し、私の中に湧き上がった感情はますます昂ぶり、押さえが効かないところまで来ていた。
「お風呂、用意してきます」
不意に立ち上がり、夏希が浴室へ向かった。
浴室から、水を扱う音が微かに聞こえ、暫くすると、髪を結んだ夏希が戻ってきた。
「一緒にお風呂に入ろうか?」
私の誘いに、夏希はー瞬戸惑ったが、直ぐに表情を緩めて快諾してくれた。
気恥ずかしさはあったが、私がシャワーを浴びてる間に財布を盗まれて逃げられると言う事も考えられる。用心に越した事は無いと思ったのだ。
湯船にお湯が溜まったのか、夏希は確認して、浴室に消えていった。
これから、自分の子供ほどの若い娘と一緒にお風呂に入るのか・・・
そう思うと、自分はいったい何をやっているのだろう?微かな葛藤に襲われ、ソファに座ったままボーとしていた。
「あの~、一緒に入るんじゃなかったんですか?」
既に裸になった夏希が浴室から顔を出し、声を掛けた。
あらわになった白い肩が眩しく光る。
「あ、ゴメンゴメン、直ぐ行くよ」
私は慌てて服を脱ぎ、浴室へ急いだ。
部屋のドアを開け、夏希を先に中に通す。
狭い下足置き場で二人、もつれるように靴を脱いで、一段高くなった床に上がり、中扉を開け、ベッドルームに入った。
中は、一般的な作りになっていて、大きなベッド、そして小さなテーブルとソファが備え付けられていた。
私は、同じく備え付けの小さな冷蔵庫を開け、夏希に飲み物は何が良いか尋ねた。
夏希は、ミネラルウォーターを、そして私はウーロン茶を選んだ。
ソファに並んで飲み物を口にし、一息つける。狭いソファは自然と密着度が増す。
夏希の細い肩が私の二の腕を圧迫し、私の中に湧き上がった感情はますます昂ぶり、押さえが効かないところまで来ていた。
「お風呂、用意してきます」
不意に立ち上がり、夏希が浴室へ向かった。
浴室から、水を扱う音が微かに聞こえ、暫くすると、髪を結んだ夏希が戻ってきた。
「一緒にお風呂に入ろうか?」
私の誘いに、夏希はー瞬戸惑ったが、直ぐに表情を緩めて快諾してくれた。
気恥ずかしさはあったが、私がシャワーを浴びてる間に財布を盗まれて逃げられると言う事も考えられる。用心に越した事は無いと思ったのだ。
湯船にお湯が溜まったのか、夏希は確認して、浴室に消えていった。
これから、自分の子供ほどの若い娘と一緒にお風呂に入るのか・・・
そう思うと、自分はいったい何をやっているのだろう?微かな葛藤に襲われ、ソファに座ったままボーとしていた。
「あの~、一緒に入るんじゃなかったんですか?」
既に裸になった夏希が浴室から顔を出し、声を掛けた。
あらわになった白い肩が眩しく光る。
「あ、ゴメンゴメン、直ぐ行くよ」
私は慌てて服を脱ぎ、浴室へ急いだ。

