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ぼくのゲイモデル体験記
第3章 撮影開始
カメラマンの竹内さんの号令で雑誌の写真撮影が始まる。
まずはケーちゃんとぼくが並んでソファに座り、グラビア雑誌風の本を見ているところ。
「勝手に撮っていくから自然にふるまって」
指示がはいる。
撮影慣れしてるケーちゃんは、この車スゲーじゃん、とか、この女の子可愛い、などページを指さして話しかけ緊張をほぐしてくれる。
その間にもシャッター音が断続的に聞こえた。
ぼくはただ、ケーちゃんの手元の雑誌をのぞき込んだり、うんうんうなずいたりしてるだけ。
「はい、じゃあ、見つめあって」
ケーちゃんは本を膝に置き、ぼくの顔を見つめる。すっかりモデルとしての演技に切り替わってる感じがした。
気圧されてぼくも見つめ返した。
そのポーズを何枚か撮ってから、
「キスしてください」
ケーちゃんがぼくを見ながら顔をちかづけ、唇を重ねてきた。
普段女の子とするようなキスと違って、カメラに唇と唇が映るように工夫している。
「いいよ、いいよ、舌絡ませてね」
竹内さんの声に合わせて、ケーちゃんが舌を出してぼくの唇の寸前で止めた。
ぼくも舌を出してそれに絡ませる。
なるほど、こうすれば二人の舌がカメラに映るわけだ。
「どんどんエスカレートしちゃってください」
声がかかるや、ケーちゃんがキスをしたままぼくの体をソファに押し倒す。
ケーちゃんの唇がぼくの顎から首筋へ降りていく。
カメラに向けて自分の横顔が映るように、長髪を耳に書き上げているのが目に入った。
「牧くん、目を閉じて」
そうか、うっとりしたように目を閉じた方がいいんだな。
目をつぶると、触覚が鋭敏になったような気がする。
Tシャツがめくりあげられ、唇と舌と指が上半身をまさぐっているのを肌で感じた。
「ケーちゃん、牧くんを脱がしちゃって!」
まずはケーちゃんとぼくが並んでソファに座り、グラビア雑誌風の本を見ているところ。
「勝手に撮っていくから自然にふるまって」
指示がはいる。
撮影慣れしてるケーちゃんは、この車スゲーじゃん、とか、この女の子可愛い、などページを指さして話しかけ緊張をほぐしてくれる。
その間にもシャッター音が断続的に聞こえた。
ぼくはただ、ケーちゃんの手元の雑誌をのぞき込んだり、うんうんうなずいたりしてるだけ。
「はい、じゃあ、見つめあって」
ケーちゃんは本を膝に置き、ぼくの顔を見つめる。すっかりモデルとしての演技に切り替わってる感じがした。
気圧されてぼくも見つめ返した。
そのポーズを何枚か撮ってから、
「キスしてください」
ケーちゃんがぼくを見ながら顔をちかづけ、唇を重ねてきた。
普段女の子とするようなキスと違って、カメラに唇と唇が映るように工夫している。
「いいよ、いいよ、舌絡ませてね」
竹内さんの声に合わせて、ケーちゃんが舌を出してぼくの唇の寸前で止めた。
ぼくも舌を出してそれに絡ませる。
なるほど、こうすれば二人の舌がカメラに映るわけだ。
「どんどんエスカレートしちゃってください」
声がかかるや、ケーちゃんがキスをしたままぼくの体をソファに押し倒す。
ケーちゃんの唇がぼくの顎から首筋へ降りていく。
カメラに向けて自分の横顔が映るように、長髪を耳に書き上げているのが目に入った。
「牧くん、目を閉じて」
そうか、うっとりしたように目を閉じた方がいいんだな。
目をつぶると、触覚が鋭敏になったような気がする。
Tシャツがめくりあげられ、唇と舌と指が上半身をまさぐっているのを肌で感じた。
「ケーちゃん、牧くんを脱がしちゃって!」