この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ぼくのゲイモデル体験記
第3章 撮影開始
 カメラマンの竹内さんの号令で雑誌の写真撮影が始まる。
 まずはケーちゃんとぼくが並んでソファに座り、グラビア雑誌風の本を見ているところ。
「勝手に撮っていくから自然にふるまって」
 指示がはいる。
 撮影慣れしてるケーちゃんは、この車スゲーじゃん、とか、この女の子可愛い、などページを指さして話しかけ緊張をほぐしてくれる。
 その間にもシャッター音が断続的に聞こえた。
 ぼくはただ、ケーちゃんの手元の雑誌をのぞき込んだり、うんうんうなずいたりしてるだけ。
「はい、じゃあ、見つめあって」
 ケーちゃんは本を膝に置き、ぼくの顔を見つめる。すっかりモデルとしての演技に切り替わってる感じがした。
 気圧されてぼくも見つめ返した。
 そのポーズを何枚か撮ってから、
「キスしてください」
 ケーちゃんがぼくを見ながら顔をちかづけ、唇を重ねてきた。
 普段女の子とするようなキスと違って、カメラに唇と唇が映るように工夫している。
「いいよ、いいよ、舌絡ませてね」
 竹内さんの声に合わせて、ケーちゃんが舌を出してぼくの唇の寸前で止めた。
 ぼくも舌を出してそれに絡ませる。
 なるほど、こうすれば二人の舌がカメラに映るわけだ。
「どんどんエスカレートしちゃってください」
 声がかかるや、ケーちゃんがキスをしたままぼくの体をソファに押し倒す。
 ケーちゃんの唇がぼくの顎から首筋へ降りていく。
 カメラに向けて自分の横顔が映るように、長髪を耳に書き上げているのが目に入った。
「牧くん、目を閉じて」
 そうか、うっとりしたように目を閉じた方がいいんだな。
 目をつぶると、触覚が鋭敏になったような気がする。
 Tシャツがめくりあげられ、唇と舌と指が上半身をまさぐっているのを肌で感じた。
「ケーちゃん、牧くんを脱がしちゃって!」
/4ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ