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想い人
第5章 新たな想い人
屋上への扉を開ける。

冬の朝、風は冷たい。
そのせいか誰もいない屋上。


俺は美空を壁に押し付け、唇を重ねた。

「え⁉︎ 透也っ⁉︎ 」
美空の瞳が見開く。


「……消毒」

「あ……」

航先輩とキスしたままなんて嫌だ。

俺はそのまま美空を抱き締めた。


「……階段での透也の告白…聞いちゃった」

「え?」

階段? 告白?

「蕾さんの事、ずっとずっと好きだったって……」

「違うっ…俺は美空が好きだ」

俯く美空の顎を掴まえ、その顔を持ち上げる。


「最後まで聞いてた?」

首を横に振る美空。

「好き”だった”…過去形だろ。蕾さんの事は、美空が入社する前には吹っ切ってた。俺は…ひたむきに何度も俺にぶつかってきた美空に惚れた。いつも一生懸命な美空が好きだ」

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