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れんたるびでお。
第2章 なおちゃんのイ・ケ・ナ・イ覗き見

しばらくは店長との話が頭をかすめていたけれど、午後3時にもなる頃には別のシフトの子が来たりしてすっかり忘れ、仕事に集中していたあたし。
お客様も途切れ、たまたまカウンターにはあたしひとりになった時に、そのお客様は現れた。
自動ドアから来客を知らせるピンポーンという音がして、ゆっくりとぎこちないヒールの音が聞こえてきた。
あたしはいつもの条件反射でその方向に顔を上げる。
そこには、30代になるかならないかくらいで、艶やかなセミロングに耳元はパールのイヤリング、トレンチコートを着込んだ上品でとても美人な女性がゆっくりとヒールを鳴らしながら歩いていた。
「いらっしゃいませー」
あたしはいつものように声を掛ける。
でも…なんだか…。
具合でも悪いのかな?
なんだかすごく歩くのが辛そうだし、息も上がってるみたい。
時々コートの胸元をギュッと握って、痛みに耐えているように見えるのはあたしだけ?
お客様も途切れ、たまたまカウンターにはあたしひとりになった時に、そのお客様は現れた。
自動ドアから来客を知らせるピンポーンという音がして、ゆっくりとぎこちないヒールの音が聞こえてきた。
あたしはいつもの条件反射でその方向に顔を上げる。
そこには、30代になるかならないかくらいで、艶やかなセミロングに耳元はパールのイヤリング、トレンチコートを着込んだ上品でとても美人な女性がゆっくりとヒールを鳴らしながら歩いていた。
「いらっしゃいませー」
あたしはいつものように声を掛ける。
でも…なんだか…。
具合でも悪いのかな?
なんだかすごく歩くのが辛そうだし、息も上がってるみたい。
時々コートの胸元をギュッと握って、痛みに耐えているように見えるのはあたしだけ?

