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第17章 夏美の春

その日の夜遅くに晶が車で送って帰宅すると作り置きして行ってくれた物を見て顔がニヤけてしまう…

翌日は仕事だったがいつもより捗ったが帰宅すると夏美の身体が欲しくなる…

今まで性欲をほぼ見せなかった晶は夏美の身体で目が覚めてしまった…

とは言え晶も大人なので学生である夏美を部屋に連れ込むことはしなかったが土日の休みにはお互いの部屋を行き来して夏美をベットに押し倒すことになった…

初めての時もそうだったが晶がイクとすぐ後に夏美も達してくれるため出した後まで気持ちいい…中々抜かない事がある…

会社で会う事もあるがそこで関係がバレる事は晶がしなかった…ドライブで聞いた話しを覚えていたからで夏美が入社する事が決まっている為晶は先に進めたい…

半年ほど経っても関係は付き合い始めた頃よりラブラブになっていてSEXも相変わらず晶が盛っている…

そして何より夏美が凄く綺麗になって行く事に焦りを感じていた…当然それは晶の杞憂だったが…

休みに丁度夏美の生理が当たって出来ない時も泊まりに来るよう誘い体調次第では二人でベットに入って抱き締めて寝る…

おりものが酷い時は夏美がその匂いを気にして泊まりに来ないが…晶にはその違いがわからなかった…

夏美も晶の男らしさと甘える姿を見て今はもう晶しか見て居なかった…

そうなって院があと半年ほどで卒業と言う時期になって…

晶「夏美…俺と結婚して欲しい…」

食事に出掛けて帰りに寄った告白された場所でプロポーズされ…

夏美「…凄く嬉しい…でも就職…」

晶「うん…だから婚約して？結婚はもう少し先まで我慢するから…あと一緒に暮らそう…俺…マンション買うからさ…2人で探そう？」

夏美「…！？えっ…大丈夫？」

晶「クス…もちろん！俺もう夏美無しじゃ困る…」

胃袋も身体も夏美に捕まっている…もう絶対離すつもりはない…

高校、大学と一途に望の事だけだった夏美はその一途な思いを今は晶に注いでいる…心配されるような事は全く無いがこうしてプロポーズされてちゃんとしてくれる晶の胸元に抱きついて…

夏美「晶…私…凄く幸せ…大好き！」

晶「…はははッ…スゲ〜嬉しい…俺は…愛してる…」

最後の言葉だけ耳元で小さな声で言われた…

その後はお互いの両親に挨拶して三年後に結婚することになりそれまでは同棲と言う名の事実婚…