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第18章 望と春海

言葉にして春海が困惑したりまだ覚悟が出来ていないと思う態度ならそのまま送って行くつもりだったがちゃんとした返事こそなかったが大丈夫と思う反応が返って来た…

２０歳を過ぎても処女だとは…付き合ったのも望が初めてだと言っていた…男を寄せ付ける事を避けていた上例のストーカー事件でさらに男に不信感を持った…

望は知らないがその警戒心を見せなかったのは望だけ…それに気がついていた春海の父が望を唆したがあの時はまだ彼女もセフレまでいた…望にはそれに応える事もする気も無かった…

一度全てをリセットすると決めて就職したい企業に就職出来た事でそこに全集中をするつもりだったのに春海との関係だけはどう言う形であってもリセットしなかった…

ようやく仕事にも余裕はないが慣れて来て他に目を向ける余裕が出来て1番にしたのは春海に告白することだった…

望が全てをリセットすると決めたのは冬美に頼まれて春海に会って脳裏から離れない春海の顔…

その後も度々ちらつくそれが一目惚れだと気がついたからと冬美達との関係をあのまま維持してしまうとアキは別として冬美と夏美は望が居る限り他の人に目を向けないと思った…

冬美には何度も良い人がいたら関係を解消する事を告げてあったにも関わらず全くその素振りもなかった…

望は2人の思いに応えるつもりがない…そう思い元々恋愛感情が希薄になっていたアキとの別れを機に全てリセットしてしまう事にした…

理由は春海ではなく就職活動と言って誤魔化したが当時はほんとにそのつもりで内定後も仕事全振りになっていた…周りもみんなそう感じていたはずでその後卒業して就職した…

祝いで呼ばれて春海との関係がまた繋がって今になっている…

その春海を抱く…

春海はドキドキしながら覚悟を決めて部屋に戻るとベットテーブルのランプが点いているだけの部屋から

望「俺も入って来るから…湯冷めしないようにベットで待ってて？」

ソファーの方からそう聞こえて短く返事をしてベットに潜り込む…

望がシャワーを浴びて勃起するチンポを隠すようにパンツを履いてバスローブを羽織って部屋に戻って春海の横に滑り込む…

冬美を除いて2人処女を抱いている望だったが今が1番緊張している…