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恋する妻
第5章 新しい下着
男ばかりの職場の最年少の僕は、先輩から「兄ちゃん」と呼ばれていました。それは郁が入社後も変わりませんでした。郁は入社時、僕のことを苗字で呼んでいました。僕も皆と同じく、郁のことを当初は苗字で呼んでいました。しかし、明るい性格の郁はすぐに皆に可愛がられ、「郁ちゃん」と呼ばれはじめました。僕も郁ちゃんと呼びはじめると同時に、郁も僕のことを「お兄さん」と呼びはじめました。それから周囲は僕と郁のことを、教育係であったこともあり、仲の良さに親しみを込め兄妹扱いしていました。

郁は弟がいますが、兄はいません。それに父親が亡くなって、自分がしっかりしなければとの思いもありました。だから本当に兄が欲しかったのです。お兄さんと呼んでいたのに、ふたりの仲が深まるにつれ、僕のことをふたりのときだけ、「お兄」と呼びはじめました。お兄と呼ばれることは、実際に兄しかいない僕にとっても、妹ができたようで嬉しいことでした。郁は恋人であり、可愛い妹でした。そして、郁はセックスの時、最後にお兄…と喘ぎます。周囲に交際がバレた理由は、郁が僕を「お兄さん」ではなく、時々「お兄」と呼んでいたからでした。

僕は郁を抱いて風呂に入りました。僕は軽く流して湯船にはいり、身体を洗う郁を見ていました。郁は流れ出る僕の精液を、シャワーで流していました。その姿を見て、僕はまた勃起していました。

「お兄、また勃ってる…」
郁が身体を流し終え湯船に入ると、からかうように僕に言いました。僕は郁を抱き寄せ、彼女の小ぶりなCカップのおっぱいを、手のひらで包みこみました。そして僕は指を開いて、郁の小さな乳首を挟み込みました。

「あんっ、そこ…」
「なに…聞こえないよ?」
「意地悪…」
郁は僕に抱きつき、唇を重ねてきました。僕が応えると郁は右手で僕のモノをしごきはじめました。

「郁、ベッドでしよ」
「うん!」
僕と郁は身体が温まるまで、湯船で抱き合っていました。そして温まると風呂を出て、お互いをバスタオルで拭きあいました。身体が乾くと、そのまま裸で寝室に向かいました。


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