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My Godness~俺の女神~
第9章 光の輪の中の天使【番外編】
―教えて、あの時、私の側にずっとついていてくれたのは、あなたなの?
 そう訊こうとして伸ばしかけた指先は、しかし、空しく宙をかいた。
 「実里」
 駆け出そうとした実里の肩に触れた温もりに、実里は我に返る。
 振り向けば、夫の柊路が微笑んでいた。
「話が済んだなら、そろそろ帰ろうか」
 実里は悟った。柊路はすべてを承知の上で、親子三人で短いひとときを過ごさせるために、わざとこの場からいなくなったのだ、と。
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