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禁断の保健室
第3章 脅迫状
ある日の午前、照美が保健室にいると

「先生、郵便です」

用務員のおじさんが保健室に入ってきた。
この用務員さんは毎日部屋まで郵便物を届けてくれる。

「今日の分はこれと、これ」

といって、机に封書と小包を置き、部屋を出て行く。

「ありがとうございます」

と照美。
封書は保健協会からのもの。
小包は・・・差出人がない。
照美は包みを開けてみる。

紫の封筒と、小箱が入っている。
紫の封筒にはカードが入っている。
なんだろうと開いてみて照美はぎょっとした。

カードには新聞や雑誌の切り文字で
下記のような文章が書かれていたのだ。

「バラサレタクナカッタラ
特別授業デハ コレヲ中ニ入レテコイ」

封筒にはカードと一緒に、写真が入っていた。
照美が男のイチモツを咥えている写真だ。
男の顔は写っていないが、服はこの学校の制服だとわかる。
写真の照美の顔面には心なしかねっとりとした乳白色の液体が
光っているようにも見える。

照美は青ざめた。
きっとこの間、旧校舎裏で撮られた写真だ。

照美は辺りを見回し、保健室のドアに鍵をかけ、カーテンを閉める。
ごくりとつばを飲み込み、小箱を開けてみる。
そこには、小さなたまご型のプラスチックの物体が入っていた。
ワイヤレスローターだった。

「特別授業デハ コレヲ中ニ入レテコイ」

照美は今日の午後から年に数回の保健の特別授業を
各クラスで行うことになっていた。
「中に入れて」というのは、やはりアソコに入れてと言うことだろうか。
照美はローターを手に呆然とその脅迫状を見つめた。
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