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嫌いな男
第7章 強羅マンション(翔子)
―――…


強羅が目を覚ましたのは日が暮れてからだった。
点滴が効いたのか、妙に身体がスッキリしている。


(何だろう…すげぇいい夢を見てた気がする…)

いつまでも微睡んでいたい気分だった。



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