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嫌いな男
第9章 同窓会の夜
ベッドに腰かけると翔子が起き上がり、首に腕を巻き付け唇を重ねてくる。
滑り込んできた彼女の舌は、甘い酒の薫りがした。

「ん…ちゅうぅ…ちゅく…」

初めて翔子からキスされ、強羅はそれだけで射精しそうになる。

(ガキじゃあるまいし…!)

格好悪ぃ…と思いつつ、胸は高鳴るばかりだった。



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