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嫌いな男
第16章 翔子
「いや、恥ずかしい…!」

身体を隠そうとする翔子の手を掴み、薄桃色に染まりだす肌をじっくり見つめた。

「綺麗だ、翔子…」


掴んだままの手に顔を近づけ
その甲に口づけした。

そのまま翔子の手のひらを広げて、指の股まで丹念に舐める。


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