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嫌いな男
第22章 プレゼント
準備に時間がかかるから翔子の部屋で待て、と葵と梨花に自室を追い出されたのだそうだ。

久しぶりにまともに顔を見た気がして、翔子は何となく恥ずかしくなって目を逸らしてしまう。


「…やっぱ俺、そこらのサ店にでも」
翔子の態度を誤解したのか、強羅は踵を返そうとする。

「待って!」




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