この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
結婚性活
第10章 ポリネシアンセックス
翌日、サチはまたポリネシアンセックスのやり方を自室のソファーに座って調べてみた。
期間は5日かけてやるようだと書いてあった。
4日間はお互いの性器には触れずに身体中を愛撫してゆく。
お互いがじらしながら4日間を過ごすのだった。
サチは5日間も時間をかけていられないと思っていた。
だが、そこにはそう書かれていたのだった。
5日に1度だけ挿入をし、残りの4日は性器以外の愛撫だけに留めるということだった。
この挿入をしない4日間は、挿入に向けて気分を高めてゆくための期間らしい。
毎日の愛撫も優に1時間はかけなくてはいけないとも書いてある。
挿入した後は最低でも30分はピストン運動を行わず、動かさないようにすることと書いてあった。
その間、お互いにキスをしたり抱きしめたり愛撫をしたりするようだった。
このピストン運動をしない時間をたっぷりと味わうことでパートナーとの心のつながりがより深くなるとも書いてあった。
サチは和樹と激しいセックスよりも心がもっとつながるセックスをしたいと思い始めていた。
このポリネシアンセックスはそれを叶えてくれるのだとサチは思っていた。
サチはポリネシアンセックスの本を閉じた。
キッチンに行くとコーヒー豆を挽きコーヒーを入れた。
コーヒーを飲みながら考えていた。
どうにかしてこのポリネシアンセックスを和樹とやりたいと思ったのである。
今度また和樹に提案してみようと思ったサチだった。