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青い煩い、少女の情動。
第8章 布団の香り、

ハッハー
ワルイージにハナチャンバギーとか、この小学生ガチじゃん。私も負けてられない、とばかりにロイとパタテンテンを選択する。
初戦は150cc
他はcpuなので、実質2人の対決だ。
ジュゲムが現れて、カウントが始まる。
[ここっ!]
私は2のカウントが始まった瞬間にアクセルをベタ踏みする。そして
ギューンとスタート同時に加速した。どうやら悠寿君もスタートダッシュには危なげなく成功している。コースはDKジャングル。最終盤のショートカットは簡単だが意外と失敗するので、それだけは気をつけたいところ……。と思っていたのだが、
……
FINISH!!
1位は悠寿君、私はというと……5位。cpuが沢山の中で5位は相当悪い順位だ……。
『あれ?もしかして、莉央お姉ちゃん弱い?』
[たまたま噛み合いが悪かっただけだし……。]
年上を揶揄っている目だ。さっきはあんなに大人しくて、可愛らしかったのに……。ここに来て年相応の無邪気さを発揮している。
このやろー次は絶対勝つ。私はそう決心した。
そして数戦後。
[よっしゃー!]
私は勢い良くガッツポーズをした。やったっ。
最終盤で緑甲羅×3を引いたのが大きかった。私はその甲羅を悠寿君に当てて、最後の最後で逆転1位を獲得したのだった。
『引き良すぎ……。』
悠寿君は相当悔しそうだ。運負けほど悔しいものはない。しかしこれがマリオカート。リスク管理が大事なのだ。よしっ、これで悠寿君の鼻を明かすことができた。
『もう一戦。次はミラー』
そして2人は何戦も何戦もデットヒートを繰り返していった。
『ご飯できたよー。』
私と悠寿君の戦いが11戦目に入ろうかと言うタイミングで、響君が現れた。戦績は2勝8敗……。
だめだめだ……。
3人で料理を配膳する。夜ご飯は白米にチキン南蛮、味噌汁に煮物……。うわぁーめちゃくちゃ美味しそう。取り付けも綺麗で定食屋さんで出てきても不思議ではない。
いただきます。
3人で一緒に手を合わせて、自然の恵みに感謝を告げる。
[美味しい!]
『莉央の口にあって良かった。』
[これめっちゃ美味しいよっ、お店出してもやっていけるレベル……。]
ワルイージにハナチャンバギーとか、この小学生ガチじゃん。私も負けてられない、とばかりにロイとパタテンテンを選択する。
初戦は150cc
他はcpuなので、実質2人の対決だ。
ジュゲムが現れて、カウントが始まる。
[ここっ!]
私は2のカウントが始まった瞬間にアクセルをベタ踏みする。そして
ギューンとスタート同時に加速した。どうやら悠寿君もスタートダッシュには危なげなく成功している。コースはDKジャングル。最終盤のショートカットは簡単だが意外と失敗するので、それだけは気をつけたいところ……。と思っていたのだが、
……
FINISH!!
1位は悠寿君、私はというと……5位。cpuが沢山の中で5位は相当悪い順位だ……。
『あれ?もしかして、莉央お姉ちゃん弱い?』
[たまたま噛み合いが悪かっただけだし……。]
年上を揶揄っている目だ。さっきはあんなに大人しくて、可愛らしかったのに……。ここに来て年相応の無邪気さを発揮している。
このやろー次は絶対勝つ。私はそう決心した。
そして数戦後。
[よっしゃー!]
私は勢い良くガッツポーズをした。やったっ。
最終盤で緑甲羅×3を引いたのが大きかった。私はその甲羅を悠寿君に当てて、最後の最後で逆転1位を獲得したのだった。
『引き良すぎ……。』
悠寿君は相当悔しそうだ。運負けほど悔しいものはない。しかしこれがマリオカート。リスク管理が大事なのだ。よしっ、これで悠寿君の鼻を明かすことができた。
『もう一戦。次はミラー』
そして2人は何戦も何戦もデットヒートを繰り返していった。
『ご飯できたよー。』
私と悠寿君の戦いが11戦目に入ろうかと言うタイミングで、響君が現れた。戦績は2勝8敗……。
だめだめだ……。
3人で料理を配膳する。夜ご飯は白米にチキン南蛮、味噌汁に煮物……。うわぁーめちゃくちゃ美味しそう。取り付けも綺麗で定食屋さんで出てきても不思議ではない。
いただきます。
3人で一緒に手を合わせて、自然の恵みに感謝を告げる。
[美味しい!]
『莉央の口にあって良かった。』
[これめっちゃ美味しいよっ、お店出してもやっていけるレベル……。]

