この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
青い煩い、少女の情動。
第8章 布団の香り、
ハッハー
ワルイージにハナチャンバギーとか、この小学生ガチじゃん。私も負けてられない、とばかりにロイとパタテンテンを選択する。
初戦は150cc
他はcpuなので、実質2人の対決だ。
ジュゲムが現れて、カウントが始まる。
[ここっ!]
私は2のカウントが始まった瞬間にアクセルをベタ踏みする。そして
ギューンとスタート同時に加速した。どうやら悠寿君もスタートダッシュには危なげなく成功している。コースはDKジャングル。最終盤のショートカットは簡単だが意外と失敗するので、それだけは気をつけたいところ……。と思っていたのだが、
……
FINISH!!
1位は悠寿君、私はというと……5位。cpuが沢山の中で5位は相当悪い順位だ……。

『あれ?もしかして、莉央お姉ちゃん弱い?』

[たまたま噛み合いが悪かっただけだし……。]

年上を揶揄っている目だ。さっきはあんなに大人しくて、可愛らしかったのに……。ここに来て年相応の無邪気さを発揮している。
このやろー次は絶対勝つ。私はそう決心した。
そして数戦後。

[よっしゃー!]

私は勢い良くガッツポーズをした。やったっ。
最終盤で緑甲羅×3を引いたのが大きかった。私はその甲羅を悠寿君に当てて、最後の最後で逆転1位を獲得したのだった。

『引き良すぎ……。』

悠寿君は相当悔しそうだ。運負けほど悔しいものはない。しかしこれがマリオカート。リスク管理が大事なのだ。よしっ、これで悠寿君の鼻を明かすことができた。

『もう一戦。次はミラー』

そして2人は何戦も何戦もデットヒートを繰り返していった。

『ご飯できたよー。』

私と悠寿君の戦いが11戦目に入ろうかと言うタイミングで、響君が現れた。戦績は2勝8敗……。
だめだめだ……。

3人で料理を配膳する。夜ご飯は白米にチキン南蛮、味噌汁に煮物……。うわぁーめちゃくちゃ美味しそう。取り付けも綺麗で定食屋さんで出てきても不思議ではない。

いただきます。

3人で一緒に手を合わせて、自然の恵みに感謝を告げる。

[美味しい!]

『莉央の口にあって良かった。』

[これめっちゃ美味しいよっ、お店出してもやっていけるレベル……。]

/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ