この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
青い煩い、少女の情動。
第8章 布団の香り、
『でしょ?』

『ふふっ、なんでひさが言うのっ。』

[ははっ。]

響君と悠寿君はとても仲がいい。両親がいないときは2人で暮らしているのだから、それもそうか。しかし、なんて幸せな時間なんだろう。好きな人の家で、好きな人の服を着て、好きな人が作ったご飯を食べる。私は前世でどんな徳を積んだのだろうか。

ご馳走様でしたっ

またしても3人で一緒に手を合わせる。

[お皿洗い私がやるよ?]

流石にお皿洗いぐらいはさせて欲しい。でなければ私の存在意義がなくなってしまう。

『本当?じゃあお願いしてもいいかな?』

[もちろん。]

『仕舞うのは後から僕がやるから、水だけ切っといてっ。僕はひさとお風呂入ってくるから。』

ひさー。お風呂入ろうか?と悠寿君を連れてお風呂に行ってしまった。私は一瞬だけ悠寿君と目が合ったが、彼がすぐに目を逸らしてしまった。

ともかく、お皿洗いをしなければ。

やったことはある、何回か。何に気をつけなければいけないかも分かる。
そう、一番気をつけるべきは響君が使った箸を舐めないこと……ではなく皿を割らないことだ。
油汚れが後とか云々は置いておいて、お皿を割るのは単に物理的損失だ。印象も悪い。私はそれだけに気をつけて、無心でお皿を洗っていった。
3人分だしそんなに多くはない。


/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ