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それぞれの後編
第12章 サディスティック・マリッジ〜第七章・冬〜【立場逆転⁉︎】
何度も口移しを繰り返し、ペットボトルの半分くらいを飲み干した琉。
満足したのか、再びスースーと寝息を立て始めた。
愛里咲もまた琉の横に寝そべる。
「あ…」
琉の口端から零れ落ちた水を指で掬えば、
「んっ……」
薄く引き締まった唇が少しだけ開いた。
ドクンッ
心臓がまた忙しくなる。
身体の奥から昇ってくる熱に、愛里咲は堪らずその形のいい唇を指でなぞった。
(いつも意地悪されるんだから、たまには私がしてもいいよね?)
ゆっくりとその唇に顔を近付けていく。
チュッ…
感触のいい艶やかな琉の唇に、愛里咲は自身の唇を重ねた。
(ヤバイっ、止まらない……)
琉の寝息を確認する。
(途中で起きたら怒られる……)
戸惑う愛里咲の目に、部屋に添え付けの浴衣を縛る帯が目に入った。
満足したのか、再びスースーと寝息を立て始めた。
愛里咲もまた琉の横に寝そべる。
「あ…」
琉の口端から零れ落ちた水を指で掬えば、
「んっ……」
薄く引き締まった唇が少しだけ開いた。
ドクンッ
心臓がまた忙しくなる。
身体の奥から昇ってくる熱に、愛里咲は堪らずその形のいい唇を指でなぞった。
(いつも意地悪されるんだから、たまには私がしてもいいよね?)
ゆっくりとその唇に顔を近付けていく。
チュッ…
感触のいい艶やかな琉の唇に、愛里咲は自身の唇を重ねた。
(ヤバイっ、止まらない……)
琉の寝息を確認する。
(途中で起きたら怒られる……)
戸惑う愛里咲の目に、部屋に添え付けの浴衣を縛る帯が目に入った。