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それぞれの後編
第15章 【うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww】続2
両親は共働き。
音羽はむぅの家で煌太と勉強中……の筈。
静かな蘭の部屋に入れば、
「蘭…」
不意に抱き寄せられる。
そ…っと掠めるように重なった唇が、
「ん…っ…」
双方の口端から零れる甘い声に、どんどんと熱を帯びていく。
いろいろな角度から攻めるむぅの唇が、必死にしがみ付く蘭の唇を離れる時に鳴るリップ音。
耳までも犯される……。
「むぅ…っ」
息を継ごうと口を開いた蘭の口内に、
「んんっ‼︎ 」
むぅの熱い舌が滑り込む。
絡め取られた舌が熱を帯びていく。
「ふっ…ンッ…」
苦しげにも、甘くも聞こえる蘭の鼻を抜けて出る声。
誘われるように、むぅの手が蘭の小さな膨らみに触れた。
「─────…っ‼︎ 」
ビクッ
大きく跳ねた蘭の身体が、”それ以上” を拒むかのように離れる。
「………ごめん」
真っ赤な顔を俯かせ、零れそうになる涙を堪える蘭。
ポンポン…
その頭をむぅの大きな手が優しく叩く。
音羽はむぅの家で煌太と勉強中……の筈。
静かな蘭の部屋に入れば、
「蘭…」
不意に抱き寄せられる。
そ…っと掠めるように重なった唇が、
「ん…っ…」
双方の口端から零れる甘い声に、どんどんと熱を帯びていく。
いろいろな角度から攻めるむぅの唇が、必死にしがみ付く蘭の唇を離れる時に鳴るリップ音。
耳までも犯される……。
「むぅ…っ」
息を継ごうと口を開いた蘭の口内に、
「んんっ‼︎ 」
むぅの熱い舌が滑り込む。
絡め取られた舌が熱を帯びていく。
「ふっ…ンッ…」
苦しげにも、甘くも聞こえる蘭の鼻を抜けて出る声。
誘われるように、むぅの手が蘭の小さな膨らみに触れた。
「─────…っ‼︎ 」
ビクッ
大きく跳ねた蘭の身体が、”それ以上” を拒むかのように離れる。
「………ごめん」
真っ赤な顔を俯かせ、零れそうになる涙を堪える蘭。
ポンポン…
その頭をむぅの大きな手が優しく叩く。