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それぞれの後編
第16章 サディスティック・マリッジ【琉 side】
「ひ、なた…っ、パパにぶら〜んてしてもらうの、好きぃ。
ま、まは…パパの、どこ、好きぃ?」
此の期に及んでまだそれを問う陽向は、ある意味 将来有望だと思う。
「え?」
驚いて俺を振り返る愛里咲。
その顔がみるみる赤く染まっていく。
……こんな所でそんな顔すんな。
その顔は、ベッドの中でだけしてればいいんだよ。
「陽向、ぶら〜んてするか?」
陽向を手招きすれば、
「ママの、答え…聞いたら行く」
意外と頑固だな。
その頑固さに、愛里咲は真っ赤な顔を陽向の耳へと近付けた。
ニコッと嬉しそうに笑った陽向。
秘密だよ!と念押しして、愛里咲は陽花の元へと戻る。
そのままの笑顔で俺に駆け寄る陽向。
「あのねぇ、あのねぇ!
ママは、パパの、意地悪だけど優しくてぇ……たのめる?たのれる?たよ、れ…る?ところが好きなんだって!」
たった今、秘密と言われた話を、大声で暴露した。
ま、まは…パパの、どこ、好きぃ?」
此の期に及んでまだそれを問う陽向は、ある意味 将来有望だと思う。
「え?」
驚いて俺を振り返る愛里咲。
その顔がみるみる赤く染まっていく。
……こんな所でそんな顔すんな。
その顔は、ベッドの中でだけしてればいいんだよ。
「陽向、ぶら〜んてするか?」
陽向を手招きすれば、
「ママの、答え…聞いたら行く」
意外と頑固だな。
その頑固さに、愛里咲は真っ赤な顔を陽向の耳へと近付けた。
ニコッと嬉しそうに笑った陽向。
秘密だよ!と念押しして、愛里咲は陽花の元へと戻る。
そのままの笑顔で俺に駆け寄る陽向。
「あのねぇ、あのねぇ!
ママは、パパの、意地悪だけど優しくてぇ……たのめる?たのれる?たよ、れ…る?ところが好きなんだって!」
たった今、秘密と言われた話を、大声で暴露した。